行き着く先はバーチャルでした。

ここ最近、めちゃくちゃROMっててツイッターもまともに浮上してないからブログでも書こうと思いまして。わたしがここ数ヶ月、もっと言うと今年、何してたか書こうかなってことでね。

めちゃくちゃ端的に言うと

バーチャルYouTuberにどハマりしてそっちに熱を上げていた」が正解です。

オタクをやってました。違うところで。

 

きっかけは、遡ること今年のお正月。
コロナ禍で実家に帰ることができないのでダラダラと寝正月をしていて。その時旦那がYouTubeで見ていた「新春!にじさんじ麻雀杯2021」*1というものをわたしも一緒にボーッと見ていました。
にじさんじというVtuber事務所内の麻雀大会だったんだけど、元々旦那さんは結構前からVtuberを見ていた人だったため存在は知っていて、こう言う感じなんだ〜と見てたんだけど、普通に話の掛け合いが面白い。麻雀の内容は説明されながら見ててもイマイチわからなかったけど、普通にいろんなおもろい人たちがいるんだなあと思って興味が湧く。
そこで一番わたしの興味を引いたのは、麻雀ド初心者なのに豪運で決勝まで勝ち上がっていた甲斐田晴という男の子でした。
総勢64人ものにじさんじ所属のライバーさんが参加してる中、なにこれわかんないわかんない!!!って言いながら4/64の決勝の席まで来た運だけの男、結果優勝は逃したものの普通に顔が好みなので覚える。(オタクの性)

 

Vtuberの人達は生放送で長時間配信がスタンダードなので、その中から面白かったシーンを抜粋して有志の方が数分の短い動画にまとめてあげている「切り抜き」という文化があって。
その切り抜きを見てるだけで、にじさんじというVtuber事務所に所属してる大方のメンバーの名前と顔が一致し出す(日本だけでも100人近くいてビビった)*2。永遠とおすすめに色んな動画が出てくるのでエンドレスで見れる。楽しい文化を知ってしまった。オタク楽しい。

 

そしてついに歌ってみたに手を出す。
古のニコ厨ではあったものの歌い手とかの歌ってみたの耐性があまり無くて手を出せずじまいでいたが、先述の甲斐田の「幽霊東京」の歌ってみたを聞いて一瞬で価値観が変わる。原曲よりキーを下げて自分の声質に合った歌い方がめちゃくちゃ好みだった。

【歌ってみた】幽霊東京【甲斐田晴/にじさんじ】 - YouTube

アレ?全然聞けるな?食わず嫌いだったな?になった瞬間、いろんなライバーの歌みたに手を出し始める。すると色んな人の好きな歌声に出会う。あれ、なんだこれ?沼だな??

ニア / 甲斐田晴 (cover) 【歌ってみた】 - YouTube
その近しいタイミングで甲斐田が新しい歌ってみたを上げた。切ない声色と息遣いがめっっっちゃくちゃよくて聴き終わって泣いてた自分がいて、これはもう、わたしこの子のこと好きなんだなって思った。

 

そこからは楽しく甲斐田の配信を毎日追うオタクライフを過ごしていたが、もう一段階、二段階オタクのスイッチが入った出来事があった。

ひとつは9月に開催されたVtuber最協決定戦という大会だった。
最近山田くんが個人チャンネルを作って知ってるジャニオタも多くなってきたAPEXという3人一組でやるFPSゲームで、最協決定戦というのはVtuberだけが出場する大会のことである。
そもそもAPEXをあまり知らない勢だったが、甲斐田はわたしが知る前に、前回この大会に出てメンタルをやられて以来大会自体もう出ないと公言していたのは知っていた。ところが同じ箱内の葛葉と叶くん*3という先輩2人のチームの助っ人みたいな形で急遽参加が決まり、そこからカスタム練習が約1週間始まる。(カスタムというのは、大会参加者全員で模擬試合を行うこと)
チーム編成上ゲーム内でも敬遠されるような不慣れなキャラを使いながら、大会慣れした先輩達の足を引っ張らないように食らいつくように毎日努力していたこと、毎試合終わるたびにああすればよかったこうすればよかったって悔しい気持ちを滲ませながらも、イジられ気質の甲斐田をみんなでいじって突っ込んで笑って、時にふざけて、時に真剣に、着実にチームとしても個人としても成長が目に見えていたのが楽しくて嬉しくて。1週間毎日食い入るようにカスタム配信を見ていた。
大会本番、結果としては5位で終わってしまったが、5試合ある中でチャンピオンを取った時は自分でもビックリするくらい泣いて喜んだ。3人の関係性もめちゃくちゃ良くてずっと見ていたかったし、なにより推しが頑張ってる姿は輝いていて誇らしくて、甲斐田のオタクやっててよかったなーって心底思ってさらに好きになった出来事だった。

【 APEX 】V最協本番、勝つ #さんばがWIN【叶/葛葉/甲斐田晴/にじさんじ】 - YouTube

 

 

ふたつめは、ROF-MAOというにじさんじ公式ユニットに甲斐田が抜擢されたことだった。

10月のある日、急にシルエットで4人*4が何かをやる発表が公式で開示された。


蓋を開けたら何故か4人が無人島に放り出されてサバイバルをするというなかなか奇抜な企画動画が世に放たれた。(普通に謎だし面白いから見てほしい。)

【ガチ】無人島サバイバル生活ってマジ?力を合わせて生き延びろ!#にじさんじ無人島 - YouTube
この4人、わたしが中でも好きで見ていた4人だったので正直「なんてこった……」と思った。困る。好きな4人が集まったらそれはもう絶対好きじゃん(?)と謎の戸惑いと嬉しさでぐしゃぐしゃになりながら全4回にも及ぶ無人島生活動画の終わり、この4人が公式でユニットを組み番組を持つことが発表された。

もう正直そっから覚えてない。アニメイトのコラボカフェがあったり、めちゃくちゃグッズが出たり、都内の駅広告ジャックしてたり、毎週ろふまおの番組があったり、番組が始まって急に推しの3D実装が来たり、最近サブスクでROF-MAOの新曲も発売したり、甲斐田個人の配信もあるし。時間足りねえ…!ってくらい毎日供給があって。

9月からほんとうに推しの周辺で色々なことが起こりまくって全部を摂取するのにほんとうに時間が足りなくて、でも正直毎日本当に楽しくて。
ここ4ヶ月くらい急にツイッターに姿を現さなくなったのはこういうことでした。勿論にゅすのことは音楽番組もドラマも欠かさず追ってるしキャーキャー言いながら見てる、と同時にこっちも追っかけてるのでなんかもう完全にツイッターに関してはROMってTL見てニコニコしてた。


二次元アイドル→声優→三次元アイドルときて、いまわたしが行き着いてる先はバーチャルアイドルでした。
にじさんじ、まじでいいぞ。キャラが強い人たちばかりなので、きっと好みの人が見つかると思います。この沼、楽しいぞ。(布教)

 

今年も最後まで楽しいオタクライフを謳歌しようと思います。

*1:予選から決勝までの全アーカイブは15時間超え

*2:ちなみに中国・韓国・インドネシア英語圏にも支部があります

*3:ChroNoiR(くろのわーる)というコンビユニットを組んでいるVtuber界ではめちゃくちゃ大人気の二人。山田くんともAPEXで遊んでた。

*4:加賀美ハヤト、剣持刀也、不破湊、甲斐田晴の4人